和泉えび『これからエビ飼育を始める方へ~死因編』

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今回は、「和泉えび」さんの「素敵ななえびライフを」シリーズの「死因編」です。
素敵なエビライフを~死因編
素敵なエビライフを~死因編2
素敵なエビライフを~死因編3
素敵なエビライフを~死因編4
素敵なエビライフを~死因編5
素敵なエビライフを~完
(参照元は「エビでなんとか~和泉えび」)

ざっくり言うと、
 ◆エビは急な温度変化にはかなり弱い(死因編1)
 ◆エビは農薬に弱い(死因編2)
 ◆エビは雑菌にも、重金属にも、硫化水素にも弱い(死因編3~5)
 ◆でも、やっぱりエビ飼育は楽しい!(ラスト)

表題をクリックすれば、「和泉えびさん」の記事を読めますので、是非そちらでお読みください。
以下、保存のための抜粋記事です。
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■素敵なエビライフを~死因編
さてさて~
エビちゃん飼育で一番の謎
死因編です
エビちゃんは時々、急にお★様になってしまうことがあります
長く生きてくれた個体でしたら
寿命かな~と思えるんですが
若くして死んでしまうと心配になってしまいますねー
原因がわかる場合はすぐに対処も出来るんですが
大体が原因がわからないことのほうが多いと思います
まずは購入時における死亡の場合
・輸送前~輸送中に弱っていた
・水合わせが十分でなかった

上記の場合は水槽に入れて直ぐにはわかりませんが
1週間以内に死んでしまうことが多いです
オークション等で購入を検討してる方は
なるべくダメージの出にくい春・秋の購入がオススメです
後は評価を見て検討してみてください
お店で買う時もなるべく入荷後1週間以上経過したエビちゃんを買うと
安心できると思います(店員さんに聞いてください)
水合わせですが、飼育環境によってPHやTDSや微生物の環境等も違いますので
自分の水槽の水に慣れさせる為
なるべく時間をかけてゆっくりと水合わせをしてあげてください
最初のウチは1時間以上かけて水合わせするほうがいいと思います
慣れてくるとスゴク適当になりますが・・・
ウチはプラケにエビと現地の飼育水を入れて
水槽に浮かべてちょっと水すくってちょっと捨ててを
繰り返しながら適当にやってます
冬場や夏場は到着時に袋の中の水の温度が
現在飼育している水槽の水温とかなり違うことがありますので
一度冷房や暖房の効いた部屋で放置して
水温をある程度上げ下げしてから
水合わせをしてください
エビちゃんは急な温度変化にはかなり弱いです
他にも色々と死因はありますので
のんびりと書いていきたいと思いま~す
そんではまた~
■素敵なエビライフを~死因編2
さてさて~
死因編の続きですが
水草等を購入した場合
・残留農薬によるダメージ
・プラナリアや寄生虫等の混入

エビちゃんは農薬に非常に弱いです
少しでも農薬が残っている場合はその日のウチに
暴れまわって死んでしまいます
プラナリアや寄生虫は数が少ないウチはそれほど被害はありませんが
餌等の環境で増殖した場合はエビちゃんに被害が出ます
このほかにもヒルの仲間やヤゴなんかもたまに卵でついてきます
水草を入れる場合は必ず「水草その前に」等でトリートメントしてから
入れるようにしてください
ポツポツ死と違い
大量死の場合は必ず明確な原因があります
1週間以内の間に何をしたかを考えると
色々と原因は見えてくると思います
よく聞く大量死の原因
・水槽のある部屋で蚊取り線香を使った
・水槽のある部屋でバルサンを使った
・水槽のある部屋で殺虫剤を使った
・窓を開けっぱなしにしてたら近所の農薬が入ってきた
・近所で外壁の塗装をしてた 等・・・

水槽に化学薬品等が混入しますと
エビちゃん自体もダメージを受けますが
それ以上にバクテリア等がダメージを受けます
こういう場合はエビちゃんの動きが悪くなってポツポツ★が出ます
そうなると完全に水槽をやり直さないといけなくなります
水槽には出来る限りフタをして
窓は極力開けないほうが安全です
次回もこの続きになりまーす
そんではまた~
■素敵なエビライフを~死因編3
さてさて~
死因編~ポツポツ死の謎?
前回の大量死の場合は何かしら原因がわかりやすいと
書きましたが
ポツポツと毎日のように1匹・・・1匹・・・と
エビちゃんが死んでいく場合は原因追求が難しいことが多いです
長く生きてる個体がたまたま死んだ場合は
きっと寿命だったと思い込めますが
それ以外の場合は??
以前の記事でも書きましたが
よくあるポツポツ死は水槽崩壊の前触れだったりします
ソイルがブレイクが近づいてきて
微生物等の生態系バランスが崩れてきた為に起こることが多いです
この場合はリセットしたり別水槽に移動させるなどします
この他に夏場によくおきるポツポツ死ですが
こちらの場合は雑菌等が原因だと考えております
水槽内にはすでに色々な種類の菌がいると思います
急に違う菌が水槽に入ったとしても
他の菌に駆逐されるか細々と生活してる程度だと思います
菌には菌の食物連鎖もありますので
現在の水槽の飼育環境に適した菌だけが生き残り
これらの菌はエビちゃんには無害な事が多いのだと思います
しかし通常では死滅する菌や細々と活動していた菌が
温度がある一定以上になると菌は活発に繁殖しだします
エビちゃんはエラ呼吸をしますので
エラから菌を体に取り込んでしまい
それが害のある菌の場合は体が弱ってしまい
ポツリ・・・ポツリ・・・と死んでしまうのではないかと・・・
元々自然界では多種多様な菌とくらしてきたエビちゃんですので
その時代の固体達は体にそれなりの免疫のようなものを持っていたと思います
しかし水槽内の閉鎖的な環境で累代を重ねた今のエビちゃんたちは
エラの退化や免疫の退化等で多種多様な菌に抵抗する力が
無くってきているのだと思います
昔のエビちゃん達は強かったように感じるのは
上記のような理由からかもしれません

菌の対策として
・なるべく水槽に手を入れない
・入れる場合はしっかり手を洗う
・洗った後にタオルは必ず新しい物を使う
・悪い菌を駆除出来るような善玉菌を入れる 
・水温を24度以下に保つ等・・・

こんな感じで予防は出来ると思いますよ~
そんではまた~
■素敵なエビライフを~死因編4
さてさて~
死因編~ポツポツ死の続き~
前回は雑菌のお話について書きましたが
今回は重金属です
エビちゃんは重金属類の中で特に酸化第二鉄や酸化第三鉄には弱いです
酸化第二鉄や酸化第三鉄は簡単に言いますと「赤錆」ですね~
赤錆はエビちゃんのエラの粘膜を弱らせますので
微量でもダメージが出ることが多いです

エラの粘膜を弱らせたりエラに付着することで
呼吸障害がおきます
量が増えるにつれてどんどん弱っていき
最終的には呼吸困難で死んでしまいます
この赤錆は水道管や蛇口等にも微量についていることもあり
特に蛇口をひねって直ぐの水は赤錆が付着してることが多いので
なるべく少し水を出しっぱなしにしてから水槽に水を入れるほうがいいです
出来るなら重金属を除去してくれる物を足し水や飼育水に入れる方が
安心だと思います
市販の餌等で固形の餌をエビちゃんにあげる場合ですが
あまりにも硬くて手で割れないものを切る場合は
ニッパーやハサミ・カッター等を使うと思いますが
たまに錆びてることがあります
この状態で餌を水槽に入れると
直接エビちゃんが赤錆を摂取してしまうこととなり
かなりの確立でポックリいっちゃいます
基本的にRO水の飼育の場合は問題無いと思いますが
水道水や井戸水・湧き水を使う場合は
特に赤錆には気をつけるとポツポツ死は減ると思いますよー
そんではまた~
■素敵なエビライフを~死因編5
さてさて~
死因編~ポツポツ死 赤錆の続き
前回の記事で赤錆について書きましたが
マンション等にお住まいの場合は
水道管から直接、各家庭に水が来ず
一度貯水タンク等に水が入れられますが
この貯水タンクが古い物だったりしますと
内部にサビがあったりします
人間が飲む分にはクリア出来る数値でも
エビちゃんとなるとまた別ですので
調べれない場合は重金属除去剤が必要だと思います
後、赤錆は土壌にも多く含まれておりますので
土から作るソイルにも微量に含まれている可能性が高いです
土の色は主に有機物と鉄の化合物等で色が形成されております
黒い土は土壌に含まれる有機物がもっとも多いとされてます
アクア用のソイルが黒色が多いのは上記のように
水槽を立ち上げるに適した有機物が沢山入ってるからですね~
一方
赤色や黄色っぽい土は赤錆が作用してるとされてます
もしお使いのソイルが赤や黄色でしたら
赤錆が溶解する可能性があると思います
黒色のソイルにも赤錆はまったく無いわけでは無いと思いますので
長い月日をかけてソイルから出てる可能性はあります
あくまでも微量だと思いますが・・・
こういう風に書いてしまいますと
ソイルを使うと良くないんじゃないかと思ってしまいますが
シュリンプ飼育におきましては
ソイルを使うメリットのほうが大きいので
私はソイルを使い続けますよー!
ですのでソイルにも色々と種類がありますが
きちんと成分等を調べてから使うほうがいいかもしれませんね~
それでもご心配な方はフルボっちんをご使用ください
フルボっちんの主成分であるフルボ酸が
エビちゃんの体内に溜まった重金属を吸着し
体外へ排出してくれますよ~
最後はちゃっかり宣伝ですが・・・赤錆には気をつけてくださいね~
そんではまた~
■素敵なエビライフを~死因編6
さてさて~
死因編~ラスト
水槽で起きるトラブルで一番怖い
硫化水素です
硫化水素は毒性が強く人にも危険な物質です
人に危険なくらいですから小さいエビちゃんには
微量な発生でもOUT!ですね
硫化水素が発生すると水槽の水が臭くなります
よく卵の腐った匂いとか言われてますが
匂いがした時点でかなり発生してますので
その時点でエビちゃんは大量死します
前の記事でも書きました
生物ろ過の工程ですが
アンモニア → 亜硝酸 → 硝酸塩
上記のようにバクテリアが物質を変えていってくれるのですが
硝酸塩は嫌気環境において硝酸還元細菌により窒素へと
還元(脱窒)してくれることがあります
嫌気環境とは酸素の少ない状況ってことなんですが
止水域や厚く敷いたソイルの中とかですね~
窒素自体はエビちゃんにほぼ無害で空気中に放出されますが
嫌気環境の中でも更に酸素が少ない状態の場所では
編性嫌気性細菌等により硫化水素を発生します

硫化水素の発生には餌となる硫黄と水素が必要となります
滅多にこのような状況にはならないと思いますが
ウチの水槽でも起こったことがあります
普段は底面フィルターを使ってますので
ソイル内にも酸素がある状態となり
こういった嫌気環境はできにくいのですが
上部フィルターを使った水槽で厚く敷いた時に硫化水素らしき匂いがしました
当然エビちゃんはポツポツからバタバタへと変わり
リセットを余儀なくされました
狙って作るにはかなり難しい環境ですので
滅多に無いかもしれませんが
なるべく止水域を作らないようにするなどして対策をするのも
大事かと思います
そんではまた~
■素敵なエビライフを~完
さてさて~
今まで色々と書いてきましたが
このシリーズはここらで一旦終了とさせていただきます
このシリーズのおかげで沢山の人に私のブログを見ていただけました
それだけエビちゃんの飼育をされてる方が多いんですね~
毎回書いてましたが
あくまでも参考程度にしておいてくださいね~
お住まいの水道環境やろ過等によって結果は全然変わることがあります
水槽の中は目に見えないような微生物達の絶妙なバランスで成り立ってますので
毎回同じ環境にはなりません
何かいつもと違うと感じた時は
まずはエビちゃんをじっくり観察してください
動きが悪かったり、餌を食べなかったり
色々なことが見えてきますので
そこから何かの処置を導きだしてみてくださいね~
これからエビ飼育を始める方や
すでに沢山エビちゃんを増やされる方も
素敵なエビライフを楽しんでくださいね~
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水槽内の不審死、変死事件がこの記事を読んで少しでも解決に向かえばよいですね。
赤錆が悪いということを知らなかったので、さっそくハサミを確認しました。
さて、エビの体内に溜まった重金属を吸着し体外へ排出してくれるという「フルボっちん」のお買い求めは、『海老プレイス』で。「和泉えび」さんのネットショップです。
ふるぼっちん

今回で、いったん「和泉えび」さんの記事のまとめは終了です。いかがでしたでしょうか?
ためになる部分も多く、飼育初心者の方のみならず、中級者の方でも読み応えのある内容だったのではないでしょうか。
こうした情報のおかげでだいぶと飼育のハードルが下がってきて愛好家のすそ野も広がっていっているように感じます。
「和泉えび」さん、良い記事ありがとうございます!
~えび速報@管理人♂

2 thoughts on “和泉えび『これからエビ飼育を始める方へ~死因編』

  1. 和泉海老 返信する

    SECRET: 0
    PASS: 74be16979710d4c4e7c6647856088456
    まとめお疲れ様でしたー
    また飼育に関する記事も書いていきますね~
    もっと沢山の人にエビ飼育の魅力を
    知ってもらいたいですね^^

  2. えび速報@管理人♂ 返信する

    SECRET: 0
    PASS: 74be16979710d4c4e7c6647856088456
    こうした飼育に関する記事のおかげで、レッドビー飼育が少し身近になってきたのかなと思います。
    これからも面白い記事よろしくお願いします。
    私もいろいろな情報を発信していけるように頑張ります!

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