和泉えび『これからエビ飼育を始める方へ~水槽セット&リセット編』

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今回は、「和泉えび」さんの「素敵ななえびライフを」シリーズの「水槽セット&リセット編」です。
これからエビ飼育を始める方へ~水槽セット編1
これからエビ飼育を始める方へ~水槽セット編2
これからエビ飼育を始める方へ~水槽セット編3
これからエビ飼育を始める方へ~水槽セット編4
これからエビ飼育を始める方へ~リセット編
(参照元は「エビでなんとか~和泉えび」)

ざっくり言うと、
 ◆水槽サイズは、飼育引数にあった適切なサイズのものを選ぶ(水槽セット編1)
 ◆吸着系で立ち上げたときは、最初のうちはエサやり、ミネラル添加を控えること(水槽セット編3)
 ◆水換えのタイミングは、水槽壁面へのコケの生え方を観察しながら行うべし(水槽セット編4)

表題をクリックすれば、「和泉えびさん」の記事を読めますので、是非そちらでお読みください。
以下、保存のための抜粋記事です。
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■これからエビ飼育を始める方へ~水槽セット編1
さてさて~
今回からやっと水槽のセットのお話しになります
初めてエビ飼育をする時に水槽が必要になりますが
水質の管理という点で水槽は大きいほうがいいです
水槽が大きいと水が沢山入りますので
急に温度が変化したり水が汚れたりするスピードがゆっくりになります
しかしながら最初から大きい水槽にすると
エビちゃんを沢山買わないといけません
例えば120cmの水槽にエビちゃんが10匹しか入ってないとします
エビちゃんは基本隠れるのが好きですので
広大なスペースの中で隠れ家を見つけて
他のエビちゃんに邪魔されることが無い為
常に居心地のいいスペースに隠れることができ
殆ど前に出てきてくれません
これでは鑑賞してても面白くありませんよねー
また、水槽内は食物連鎖で成り立ってますので
エビちゃんが少ないと別の生き物が沢山増えだします
(ヒドラやプラナリアや貝類等)
その他にもエビちゃんの活性(ツマツマする動き等)が悪くなります
これは常に広いスペースで何かしらの餌を奪い合いすることなく
食べていける為、競争意識が薄れるからだと思います
逆に過密気味にエビちゃんが入ってると凄い動きで常にエサを探しながら行動してますよ
そんなわけで、最初に飼育したいエビちゃんの数を決めて水槽を選びましょう!
30cmキューブ水槽だと10匹~
60cmレギュラー水槽だと20匹~

これくらいの数を入れておけば大体活性良く飼育できます
出来れば水槽は2本以上用意してください
1本でも飼育自体できますが、何かあったときの避難用にも2本以上あると安全です
10本同時に同じ仕様で水槽を立ち上げても
水槽内は非常に微妙なバランスで成り立ってますので
10本とも同じ仕上がりにはなりません
10本中何本かは調子が悪い水槽になることもあります
1本しか水槽が無かった場合にたまたま調子が悪い仕上がりになると
エビ飼育をとても難しく感じてしまうかもしれませんので
入れるエビちゃんはいなくても同時に2本以上はセットするほうがいいと思います
使うソイル等は次回書いていきますねー
そんではまた~
■これからエビ飼育を始める方へ~水槽セット編2
さてさて~
今回は直ぐにエビ飼育をしたい方へー
やっぱりエビちゃんが欲しくなったら直ぐに飼育したいですよね?
そんな時の水槽のセット方法~管理までです
使うソイルはもちろん吸着系!
ソイル編でも書きましたが吸着系ソイルは
ソイルがアンモニアや亜硝酸などの毒素を吸着してくれるからです
その為、水を入れて半日~1日まてばエビちゃんの飼育が出来ます
この吸着効果を最大に活かすため
底面フィルターを使います
フィルターの向きは色々とあると思いますが
私はあまりこだわってません
一番安いメーカーの底面フィルターを使ってます
底面フィルターの上にソイルを敷くことで
ソイルの間に水の流れができ
常に水中のアンモニアなどがソイルを通過するたびに
吸着していってくれます
底面フィルターの上に乗せるソイルは少し山になるように敷いて
フィルター上部以外の場所は薄くてもいいと思います
吸着系ソイルでの立ち上げは
すべてソイルで管理することになりますので
ソイルはなるべく厚く敷いてください
後はソイルが舞わないように水をいれたら完成です
吸着系のみでの水槽の管理はとにかく水を汚さないようにすることが肝心ですので
次回はそのあたりを書いていきます
そんではまた~
■これからエビ飼育を始める方へ~水槽セット編3
さてさて~
前回の続きですが
吸着系ソイルの維持管理についてです
吸着系ソイルのみで飼育する場合は
エビちゃんが直ぐに飼育出来るのが最大のメリットですが
ソイル自体がアンモニアや亜硝酸等を吸着してくれるので
水中にアンモニアが漂いません
従ってアンモニアや亜硝酸を餌とするバクテリアの繁殖が殆ど行われないと
以前の記事で書きました
これらを踏まえて初期の管理では
絶対餌をやり過ぎないのが大事です!

エビちゃんは消化吸収がヘタです
餌を食べても糞に栄養分がかなり残ったままなっています
そしてまたその糞をツマツマして食べていきます
こうすることで殆ど餌をあげなくてもエビちゃんは生きていけます
しかし餌をやり過ぎてしまいますと
糞をツマツマしないまま次の餌、また次の餌と食べてしまい
沢山の糞が残ったままになってます
本来ならこの糞をバクテリア等が分解してくれますが
吸着系ソイルのみでの飼育下では
バクテリアの繁殖が十分では無いので水が汚れていきます
通常エサはエビちゃんを早く大きくしたり
抱卵させる為の卵巣発達や体力をつけるためにあげますが
吸着系ソイルのみでの飼育では初期段階でこの餌やりを
控えないといけない為、抱卵個体等が少なく感じるかもしれません
またミネラル成分の添加もなるべくせず
イオン交換作用をさせないようにして管理してください

こうすることで吸着効果を長く維持できます
2ヶ月~3ヶ月過ぎたくらいに別の水槽に同じ吸着ソイルで
1本立ち上げてください
この時期にプチブレイクが来ますので
ここで本体を新しくセットした水槽に移し
ヤマト君などのパイロットに前の水槽に入ってもらいます
新しくセットした水槽で同じように水を汚さないように管理しながら
前の水槽では今度はミネラル添加をガンガンし
栄養系ソイルを足すか金魚などを入れてアンモニアをたっぷり出します
イオン交換作用が活発化して一気にアンモニアが水中に溢れ出すと思います
こうすることでバクテリアが一気に繁殖し
生物ろ過水槽が出来上がって行きます
この時必ずアンモニアと亜硝酸を測定しながら観察してくださいね~
アンモニアや亜硝酸が出てない場合は更に栄養系ソイルを足すか
パイロットの魚を増やしてください
(ヤマト君だけだとアンモニアはあまり出ません)
さらに新しい水槽での飼育が2ヶ月過ぎた頃に
前の水槽の水質を測定し、問題なければ本体とパイロットを入れ替えてください
これで爆殖水槽をつくりながら直ぐに飼育することが出来ます
同じように水槽を増やしていき
この方法でどんどん水槽の調子をあげながら
エビちゃん数を増やしていくこともできますよー!
次回はその続きを書いていきたいと思います
そんではまた~
■これからエビ飼育を始める方へ~水槽セット編4
さてさて~
前回の続きですが
爆殖水槽が出来上がった状態の吸着オンリー水槽ですが
この段階になると緑のコケが凄い出てると思います
ここで一度前面のガラスのコケを削ってください
しばらくして削った部分にコケが殆ど生えてこなければ
大丈夫ですが
すぐにコケが生えてくる場合は
コケの栄養分である硝酸塩や窒素などが水槽内に飽和状態となってますので
この場合は3分の1ほど換水をしてみてください

そうすることで濃すぎる栄養を薄めることが出来ます
あまりコケの栄養素が濃い状態の水槽は
生態系のバランスが落ち着かず
エビちゃんにはあまり良くありません
換水の際は必ずカルキを抜いた水をご使用くださいね~
新規で水槽をセットして6ヶ月を越えたあたりから
底面フィルターの上や横に敷いてるソイルの部分が
ちょっとづつ崩れてくると思います
崩れたソイルには吸着効果が無くなってしまってますので
この段階でリセットを視野に入れながら飼育をしないといけません
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画像の水槽は丁度1年経過した水槽です
かなりソイルも潰れて汚れなどが付着してるのがわかります
以前の記事でも書きましたが
プチリセットをして延命をするか
完全に土を入れ替えてリセットしないといけない状態ですね~
次回はリセットの重要性について書いてみたいと思います
そんではまた~
■これからエビ飼育を始める方へ~リセット編
さてさて~
前回の記事でリセットまで書きましたが
何故リセットが必要か?
川の石は長い年月をかけてちょっとづつ削れて
丸みを帯びて小さくなっていくように
土を焼き固めたソイルも同じように
ちょっとづつ水の力でその形状が崩れていきます
そうなってくるとソイル自体がもつ吸着効果がなくなります
特に底面フィルターを使ってる場合は
絶えず水の流れがソイルに当りますので崩れが早くなります
よく言われてますのが
この頃になるとソイルが溜め込んだアンモニアや亜硝酸などの毒素を
一気に吐き出す為、水槽崩壊を招くとされてますが
ソイルはイオン交換で作用しておりますので
一気に吐き出すってことは無いと考えております
ちょっとずつちょっとずつ吐き出し続けてるはずですので
生物ろ過が整ってる状態でしたら同じようにバクテリアが
分解していってくれるはずです
それでは何故水槽崩壊がおきるのか?
これはソイルの形状が崩れることでおきてると考えられます
吸着効果が無くなるのもありますが
それ以上にバクテリアが定着できなくなるからだと思います
以前の記事でも書きましたが
ソイルは多孔質な物質で出来てまして
これはろ材なんかと同じでこの小さな穴に
バクテリアが住み着いています
特に底面フィルターを使った飼育環境では
ソイルに沢山のバクテリアや微生物が住み着いております
ソイルの形状が崩れるにともない
住処を失ったバクテリア等がどんどん数を減らしていって
増える毒素に対して、バクテリアの数が足りない状態となり
一気に水槽内の生態系バランスが崩れる為
水槽崩壊がおきるのだと考えております
毒素(アンモニア・亜硝酸他)>ソイルの吸着効果+バクテリア
こういう状態がずっと続くようになります
底面フィルターを使用した場合にリセット期間が短くなるは
以上のことからだと思いますよ~
そんではまた~
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私がエビの飼育を始めたころの失敗事例がたくさんありました。
もっと早くこの記事を読むことができていれば・・・。
次回は、ついに「繁殖&育成編」です。
えび速報@管理人♂はビッグ個体が大好きです。特にメスは大きければ大きいほど良い!!
そんな中学生的発想でエビのブリードを楽しんでいますw
~えび速報@管理人♂

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