和泉えび『これからエビ飼育を始める方へ~ソイル編』

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今回は、「和泉えび」さんの「素敵ななえびライフを」シリーズの「ソイル編」です。
これからエビ飼育を始める方へ~ソイル編
これからエビ飼育を始める方へ~ソイル編2
これからエビ飼育を始める方へ~ソイル編3
これからエビ飼育を始める方へ~ソイル編4
これからエビ飼育を始める方へ~ソイル編5
これからエビ飼育を始める方へ~ソイル編まとめ
(参照元は「エビでなんとか~和泉えび」)

ざっくり言うと、
 ◆栄養系・混合系(栄養+吸着)は、初期から‘バクテリアの素’を投入し、アンモニア分解を早めるとよい。(ソイル編4)
 ◆吸着系は、プチブレイク時に、ソイル交換と‘バクテリアの素’でアンモニア分解を助けるとよい。(ソイル編4)
 ◆栄養系・吸着系と大別はできても、それぞれのソイルに特徴があるので、その癖や濾過との相性を把握する必要があり(ソイル編まとめ)

表題をクリックすれば、「和泉えびさん」の記事を読めますので、是非そちらでお読みください。
以下、保存のための抜粋記事です。
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■これからエビ飼育を始める方へ~ソイル編1■
さてさて~
ソイルといいましても色々ありますが
ソイルは土を固めて作ってますので
採取地や採取する深さ等で土の層が変わりますので
同じソイルでもロットが違うと全然違うものになるときがあります
大体のソイルは水質を弱酸性に傾けてくれます
分類として大きく分けて2種類だといわれてまして~
栄養系と吸着系ですね
栄養系ソイルとは?
土自体に豊富なミネラル等が含まれており
有機物を沢山含んでいるソイルのことをいいます
この有機物がアンモニアを水中に排出します
前回のバクテリア編でも触れましたが
このアンモニアが水を作る上で非常に役立ちます
ただし生態系が安定するまでエビを入れるのは注意が必要で
安定するまで時間がかかります
ウチでは栄養系ソイルとしてアマゾニアを使用しております
吸着系ソイルとは?
水中のアンモニアや亜硝酸等をソイル自体が吸着してくれます
その為、すぐにエビを投入することが出来ると言われてます
ただしある程度の期間で吸着効果が弱くなりますので
ご注意ください
ウチでは吸着系ソイルとしてマスターソイルを使用しております
さて、それぞれのソイルの特徴を簡単に書いてみましたが
ちょっと疑問が出ますよね?
栄養系ソイルは吸着しないのか?
吸着系ソイルはアンモニアを排出しないのか?
私はどっちもすると思います
栄養系と呼ばれるソイルでもソイル自体が多孔質な物質ですので
炭とかと同じで吸着効果があると思います
吸着する力よりもアンモニアの排出量が多いだけです
吸着系ソイルでもアンモニアは排出してますが
それ以上にソイル自体の吸着効果がすぐれているので
殆ど出てないと感じるだけだと思います
どちらもよりその効果に特化してるだけですね~
それぞれの特徴をよくふまえた上でソイルを使用すると
充分な効果が得られやすいと思いますよ
ちょっと長くなるので
次回はソイルの効果的?な使い方等を記事にしたいと思います
そんではまた~
■これからエビ飼育を始める方へ~ソイル編2
さてさて~
前回はソイルの特徴について簡単にふれてみました
ソイルには栄養効果と吸着効果があると前回の記事で書いてみましたが
ソイルはイオン交換で作用しております
栄養系も吸着系もソイルからアンモニアが出ると書きましたが
ただ水に入れたら出るわけではありません
実際には水中に含まれるミネラル成分を吸着して
その変わりにアンモニアを放出します
栄養系ソイルと呼ばれてるソイルを使ってても
水中にミネラル成分が少なすぎると
アンモニアの排出が遅くなってしまいます
その分水の出来上がりも遅れてしまいますね~
吸着系ソイルでは初期にミネラルの添加を増やしすぎると
吸着しきれないくらいアンモニアが出るかもしれません
ここを少し意識しながら初期のセットや水作りをすると
また変わった結果になることがありますよー
初期の立ち上げから3ヶ月~非常に水槽内が安定してくるのは
バクテリア等の生態系のバランスが安定したのと
ソイルのイオン交換により
ソイル自体がミネラルが豊富になるからだと思います
この結果、栄養豊富な水が出来上がり
稚エビの生存率が上がり、抱卵個体の増加へと繋がるのだと思います
添加剤等を使う場合は
投入のタイミングで随分変わってきますので
使うソイルの性質に合わせて使うとより効果が出ると思いますよー
大分脳みそがやられてきましたので
今日はここまで~
そんではまた~
■これからエビ飼育を始める方へ~ソイル編3
さてさて~
今回はソイルのブレイクについて書いてみます
ブレイクとは?
主に吸着系のソイルのみを使用しているときに
新規で水槽をセットしてから2ヶ月~3ヶ月くらいで
急にエビさんの動きが悪くなったりポツポツとお★様になってしまう現象です
よくプチブレイク等と呼ばれてます
一般的にバクテリアの定着まで半年~1年くらいかかりますが
吸着効果の秀でたソイルを使っている場合
初期のアンモニアや亜硝酸がソイルに吸着する為
餌が殆ど無い状態となり
バクテリアが充分に繁殖出来ません
前回の記事でも書きましたが
ソイルは水中のミネラル成分を吸着して
その変わりにアンモニアを放出していきます
アンモニアを放出した時にバクテリアが十分にいれば
今度はこのアンモニアをバクテリアが分解してくれますが
初期の段階ではバクテリアの繁殖が十分で無い為
この放出したアンモニアをもう一度ソイルが吸着すると考えられます
そうするとソイルはミネラル成分とアンモニアの両方を蓄積していきますが
どんどんミネラルを蓄積していってアンモニア等を吸着する容量が
少なくなると思います
この時に水中に漂うアンモニア等を餌としてバクテリアが繁殖し始めます
その結果、水槽内のバランスが大きく変動しますので
毒素による直接なダメージやバクテリアの活発化による酸素不足など
色々な要素からエビさんがダメージを受け
ブレイクと呼ばれる状態になるのだと考えております
これは栄養系ソイルで立ち上げた時と同じ現象ですので
ここを乗り切れば爆殖水槽の出来上がりとなります
次回はブレイクを乗り切る記事にしたいと思います
そんではまた~
■これからエビ飼育を始める方へ~ソイル編4
さてさて~
前回の記事でプチブレイクについて書いてみましたが
今回はそんなときの対処方法です
大体2~3ヶ月くらいで緑色のコケが出てくると思いますが
その頃になるとエビちゃんの動きはそんなに悪くないけど
1匹・・・また1匹・・・って感じで
3日~1週間に1度くらい★になってしまうことがあります
この時期はソイルにミネラルが豊富な状態となっており
水中に吸着しきれなくなったアンモニアが少量ながら漂っております
これらを分解するバクテリアが繁殖しだしますと
亜硝酸が微量ながら出てきますので
エビちゃんがダメージを受けますが
それほど多い量が出るわけではありませんので
抱卵固体や弱った固体等だけ★になってしまいます
一番良い方法は
一旦別の水槽に本体のエビさんを移動して
パイロットを入れて1ヶ月ほど放置するのが一番ですが
この期間を早く埋めるための方法をご紹介
まずはエビちゃんを別の水槽に移動して
現在入ってるソイルの5分の1ほど捨てます
捨てた量と同じ量だけ同じ種類のソイルを追加します
こうすると新たに吸着効果がある新しいソイルが入りますので
アンモニア等を吸着していってくれます
しかし5分の4はイオン交換真っ最中のソイルですので
ある程度アンモニアは出続けてしまいます
そこで今度はバクテリアの素を入れます
ウチの商品でちょこっとバクターをお使いの方は
この段階で入れると効果的です
栄養系もしくは2層で立ち上げてる場合は最初に入れてくださいね~
元々栄養系ソイルで立ち上げた訳ではないので
ソイルから膨大にアンモニアが出る訳ではありません
したがってそこまでのバクテリアの数が必要では無く
亜硝酸をしっかりと分解してくれるだけのバクテリアが繁殖できれば
一旦落ち着くはずです
但し、この間は2週間ほどは本体を移動して
パイロットを入れて様子を見てください
活性が良い状態でパイロットが★にならないのが
確認できたら本体を戻してください
ここから2ヶ月~3ヶ月後に5分の1入れた新規のソイルの吸着容量が
厳しくなってきますが
その頃にはバクテリアもある程度定着してますので
生物ろ過がしっかり出来る状態になってます
ソイルの粒が潰れて寿命が近づいてきたときにも
同じ方法を使い2年ほどプチリセットでやり過ごしましたが
全然問題なく飼育できましたよー!
■これからエビ飼育を始める方へ~ソイル編5
さてさて~
今まで栄養系と吸着系のソイルの特徴をざっくり書いてきましたが
今回は栄養&吸着で使う場合です
以前の記事でもお話しましたが
栄養系のみで立ち上げをするとソイルから膨大に有機物が出続けます
それに対してバクテリアの定着は早くとも半年後までかかります
完全にバクテリアが定着した状態でソイルから出る有機物の量が少なくなってくると
エビ飼育が出来る状態となりますが
飼育開始までかなり時間がかかってしまいます
一方で吸着系のみの立ち上げは
初期の段階から毒素を吸着し続けてくれるので
直ぐにエビちゃんを飼育することが出来ます
しかし2~3ヶ月後にプチブレイクが訪れます
これに対して栄養&吸着で立ち上げる場合は
それぞれの特徴を活かすことが出来ます
栄養ソイルはアンモニアが出続けますが
吸着ソイルが吸着していきます
それでも吸着しきれないくらいのアンモニアが出ますので
アンモニアを分解するバクテリアが繁殖しだします
さらに亜硝酸→硝酸塩とバクテリアの分解が進んでいきますが
一方で吸着ソイルはあっという間に許容量が一杯となります
この段階で吸着ソイルはプチブレイクを迎えます
初期の立ち上げ時にプチブレイクを発生させることで
本体投入後から安心して飼育が出来る環境が作れます
この後もミネラルと結合してちょっとづつアンモニアを排出していきますが
栄養系のみで立ち上げた水槽より排出量が少ないので
バクテリアの繁殖とアンモニアの出る量がちょうどいいバランスを保ちやすいです
栄養ソイルと吸着ソイルの量比率にもよりますが
1ヶ月~3ヶ月で飼育出来る状態となり
飼育開始から爆殖水槽になりやすいです
ウチではこの2種ソイル混合を好んで使っておりますが
両方のソイルの性質をしっかり見極めた上で使わないと
失敗しやすいのでご注意ください
そんではまた~
■これからエビ飼育を始める方へ~ソイル編まとめ
さてさて~
5回に渡りソイルのことを書いてきましたが
それぞれのソイルの特徴をなんとな~く説明出来たかと思います
栄養系・吸着系・混合系と簡単に大きくわけてみましたが
色々な銘柄のソイルがありますので
それぞれのソイルには特徴があります
吸着系でも栄養を出すソイルだったりまったく出さない物もあります
栄養系のソイルも暴れ方が全然違ったりします
私自身、色々なソイルを試してみましたが
失敗も沢山しましたよー
それはきちんと特徴を把握しないままセットして
そのソイルに対応したセットや管理が出来なかったからです
本当にそのソイルを理解するには1年ほど使わないと
きちんと特徴を掴むことが出来ませんでした
どんなソイルにも必ず癖がありますので
その癖をまずは調べてください
次に自分のろ過方法と合うかどうかを調べてから
使ってみると失敗は少なくなると思いますよ~
エビ飼育においてソイルの力は凄いものがありますので
自分のスタイルに合う、いいソイルを見つけてくださいねー
次回は吸着ソイルの立ち上げ時における注意点を~??
そんではまた~
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いかがでしたか?分かっていたつも理の管理人も、読み返してみて改めて勉強になりました。
次回は、「水槽セット編&リセット編」です。
記事内で書かれていたバクテリアですが、
「和泉えび」さんの作られた商品で「ちょこっとバクター」「もっさりパウダー」というものがあるそうです。
最近リニューアルされたようなので、一度確認されてみてはいかがでしょうか?(参照:13/11/24記事
お買い求めは、『海老プレイス』で。「和泉えび」さんのネットショップです。
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えび速報@管理人♂は「ちょこっとバクター(インフゾリア)」が気になります。
メダカ稚魚の飼育にも使えそうなんて思ったり・・・。
~えび速報@管理人♂

2 thoughts on “和泉えび『これからエビ飼育を始める方へ~ソイル編』

  1. 和泉海老 返信する

    SECRET: 0
    PASS: 74be16979710d4c4e7c6647856088456
    お疲れ様です^^
    まとめ大変だったんじゃないですか!?
    なんか自分で読み返すと面白いものがありますね~
    ちょこっとバクターインフゾリアは
    自分がメダカ飼い始めたんで作りましたw

  2. えび速報@管理人♂ 返信する

    SECRET: 0
    PASS: 74be16979710d4c4e7c6647856088456
    こんにちは。
    まとめるだけでも大変だったので、この記事を書くのには、さぞかし労力がかかったのだろうと推察します。
    ちょこっとバクター(インフゾリア)はメダカも意識して作られたんですね!思い立ったら自分で作れちゃうのが羨ましいです。
    前回のブログに書かれていた大阪でのエビ会ですが、年末大阪に帰省するので時期が合えば是非参加したいです。

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